手術看護に関する研修会のご報告
開催日時 ::平成30年1月20日(土) 10:00~16:00
会場 :仙台市中小企業活性化センター(AER) 5階 多目的ホール
参加者::会員 100名 非会員 42名 (意見交換会参加者:93名)
平成30年1月20日(土) お足元が悪い中、宮城県仙台市中小企業活性化センターにお集まり頂きありがとうございました。
今回の「手術看護に関する研修会」では、総参加者142名、意見交換会参加者93名にて研修会を終えることが出来ました。
目標 1)手術室看護師が必要とする感染の知識を習得する
2)手術体位と褥瘡について根拠を持ち理解できる
3)現場での看護実践について情報交換できる
を掲げ、研修会後自施設に戻り実践ですぐ活かせる研修会を目指して行いました。
感染管理の講師に仙台厚生病院 感染管理認定看護師 佐々木周人先生
体位と褥瘡の講師に公立置賜総合病院 手術看護認定看護師 鈴木暢子先生
意見交換会には東北地区 手術看護認定看護師の皆さんがファシリテーターとなって頂きました。
今後も、様々な研修会を企画してまいりますのでたくさんの参加をお待ちしております。
佐々木周人先生 鈴木暢子先生
意見交換会の風景 意見交換会の風景
会場は、空席がないほどいっぱいで、椅子のみでの研修会でしたが、基本的な知識の再確認と新たな知識の修得に熱心に参加していただきました(写真2)。次年度の手術看護経験年数1~3年を対象とした研修会については、アンケート結果を参考に検討していきたいと思っています。
今回の研修会は、非会員・会員に関わらず、同じ参加費での研修会でしたが、このような研修会を企画できるのは、日本手術看護学会に入会していただいている会員の皆さまのおかげです。非会員の方も、次年度の入会をぜひ検討していただければと思います。
今後も、日本手術看護学会東北地区では、様々な研修会を企画してまいります。たくさんの方の参加をお待ちしております。
手術看護に関する研修会アンケート報告
アンケート回収:83名(58%)
- 1.手術室経験年数
- 2.今回の講演は参考になったか
- 1)『感染管理』について
- 【理由】
・他院の取り組みを聞くことができて良かった
・実践的な内容ではなかったが予防抗菌薬の使用について、ガイドライン、SUD利用について知る機会となった。
・感染率等最新のデータが知れた。
・感染予防、自己防衛について復習出来た。自施設に戻り情報共有に努めたい。
・エビデンスが少し難しかった。
・SSIについて現在統計をとっているのでとても参考になった。
【意見】
・SUDの再使用についてはアメリカで許可が出ても、リスクが大きすぎて進まないと思う。
- 【理由】
- 2)『体位・褥瘡』について
- 【理由】
・各体位について詳しく説明されていてわかりやすかった。
・根拠があって理解しやすかった。
・各体位についての注意点を振り返ることができた。
・マニュアルの見直し、勉強会担当になっているので参考にしたい。
・麻酔がかかっている状態で患者の観察をしっかり行なう大切さを学んだ。
【意見】
・追加の資料も頂きたかった。
・実際の体位固定を入れて欲しい。
・図では理解しにくかったので動画があったらよかった。
- 【理由】
- 3)『みんなどうしてる?』について
- 【理由】
・他施設の状況が聞けてよかった。
【意見】
・なし
- 【理由】
- 1)『感染管理』について
- 3.その他・意見
- ・意見交換が勉強になり楽しかった。
・意見交換の方法を検討して欲しかった。
・休憩時間が長いと思った。
・会員証を忘れたので案内に記入されているとありがたい。
・感染と体位の内容であればもう少し早い時期の開催にして欲しい。
・講義2時間は長いように思う。
・天候によっては交通状況を考えると参加したくてもできない研修がある。
- ・意見交換が勉強になり楽しかった。