周術期管理に関する研修会「周術期の輸液管理」のご報告
開催日時:平成30年3月10日 10:00~16:00
開催会場:仙台市中小企業活性化センター 5階 多目的ホール
参加者:192名
講師:宮城県立こども病院 副院長・麻酔科科長 川名信先生
多くの皆様の参加をいただき、盛況のうちに終了することができました。
周術期はもちろん、輸液管理に必要な基本的なことから先生にはご講義いただきました。
普段何気なく使っている“メック”や“モル”の説明や術中の実際の輸液管理について詳細なご講義をいただきました。
早速、翌日からの臨床の現場で生かすとこができる内容の研修会でした。
また、皆様にはアンケートにご協力いただきありがとうございました。
今後の研修の計画運営に生かしていきたいと思います。
アンケートの結果は下記のとおりです。
周術期管理に関する研修会アンケート報告
アンケート回収:83名(58%)
- 1.手術室経験年数
- 2.周術期管理チーム認定証を持っているか
- 3.講演は参考になったか
- 【理由】
・難しかった
・難しかったが、参考になった
・これまで輸液について学ぶ機会がなかった
・輸液に関して興味があるので、機会があればまた参加したいです
・疾患別の輸液の選別、循環と補液の関係が分かった
・輸液について知らなかったことや、日々の業務に活かしていける内容が多かった
・麻酔科医師の考える輸液療法の視点を養うのに、参考になった
・復習して自分の知識にしたい
・麻酔科任せの輸液管理にもっと関心を持ち、生体に起こる反応をイメージしながら、患者管理に関わりたい
- 【理由】
- 4.今後希望する研修テーマ
- ・麻酔関連(全麻・硬麻・脊麻・疼痛管理)
・疾患術式別の麻酔管理
・麻酔導入時、維持、回復時の薬剤
・周術期呼吸管理・呼吸器
・輸血
・心電図などのモニター管理
・CTなどの画像の見方
・清潔と不潔
・術中(手術)体位
・皮膚神経障害・MDRPU・除圧用具の選択・スキンケア
・看護記録・アセスメント・計画
・周術期外来・チーム医療
・手術を受ける患者に対する精神的緩和ケア
・器械だし
・安全管理
・悪性高熱
・アナフィラキシーショック
・緊急時の対応(医師不足の病院でも役立つもの)
・教育(新人・2~3年)
・ステップアップ式の研修があればよい
・Dr講義は内容がやや難しいが、とてもためになるため、定期的に実施して欲しい
- ・麻酔関連(全麻・硬麻・脊麻・疼痛管理)
- 5.その他・意見
- ・専門的な内容をありがとうございました
・映像資料は見やすかったが、手元の資料の字が小さい
・1日の研修は長すぎて、とてもつらい。
・休憩時間が1:15でゆっくり休めてよかった
・会場が暑い
・室温がちょうどよかった
・他県からくると、昼食をどうしようか迷うことがあり、希望制でお弁当があると助かる
・駅から遠くなくてよかった
・今後も参加したいと思っています
- ・専門的な内容をありがとうございました