新人看護師研修会のご報告
開催日時 :平成30年10月6日(土) 10:00~13:00
会場 :仙台市中小企業活性化センター(AER) 5階 多目的ホール
参加者:148名
10月6日仙台市中小企業活性化センター(AER5階)において、周術期の中で手術室看護師の役割を学ぶ、という目的で「新人看護師研修会」を開催しました。参加者は148名、県外からは103名の方に参加いただきました。
今回は、学校法人兵庫医科大学 医療人育成研修センター 認定看護師教育課程 専任講師 大久保千夏先生をお招きし、手術室看護師の役割や手術看護の専門性、教育の視点から手術看護を学ぶという内容で講義をしていただきました。手術看護の定義から始まり、器械出しや外回り看護師の役割、手術室看護教育とマネジメント、チーム医療、患者の意思決定支援、医療安全など、先生の臨床経験をふまえながら具体的に分かりやすく説明していただき、受講された方も熱心にメモを取られていたのが大変印象的でした。また、今回の研修テーマは新人看護師研修会としましたが、年齢が40歳以上の方や、手術室看護経験年数1年以上の方が約半数を占めていて皆さんの新人看護師教育の関心の高さが感じられました。
今後も、東北地区学会では様々な研修会を企画していきますので、たくさんの方々の参加をお待ちしています。
新人看護師研修会アンケート結果
アンケート回収数124人(回収率84%)
- 1.年齢を教えて下さい
- 2.手術室経験年数を教えて下さい
- 3.今回の講義の内容はいかがでしたか?
- 手術室看護師の基本的な役割に関する知識を得ることはできましたか?
- (理由)
・器械出し、外回り看護師の役割が理解できた
・分かりやすい講義内容であり多くのことを学ぶことができた
・新人看護師指導に役立つ講義内容であった
・チーム医療の重要性と手術室看護師の役割が分かった
・教科書的な内容が多くもっと事例など紹介して欲しかった
・手術室看護の基礎を学ぶことができた
・日々の手術室業務が看護過程に沿って実践していることが分かった
・日々の業務に流されることなく根拠を持ち患者と関わることの重要性が理解できた
・手術が円滑に進められるようチーム間のコミュニケーションが重要であることが分かった
・手術室看護の専門性やチームマネジメントの重要性が分かった
・情報収集やカンファレンスの重要性を学ぶことができた
・まだまだ経験不足ではあるが今回学んだことを今後の手術看護に役立てたいと思った
- (理由)
- 手術室看護師の役割と看護実践を結びつけることができましたか?
- (理由)
・手術室看護において自己の行動の振り返りをすることができた
・手術室看護師の役割を意識し看護実践することの重要性を学ぶことができた
・医師や先輩看護師とのコミュニケーションの重要性を学ぶことができた
・自己の役割について振り返り考えさせられた
・体内遺残など医療事故が起こらないことが患者にとってとても大切であることを学ぶことができた
・エビデンスを基に手術室看護実践することの重要性を学ぶことができた
・指導者が求められる役割について学ぶことができた
・事例を交えての講義であったので実践に直結できる内容であった
・普段の業務の振り返りができた
・認定看護師の意見や事例をもっと聞きたかった
・新人看護師、指導者に勧めていきたい講義内容であった
・もう少し実際の指導に役立つ内容の講義だと良かった
- (理由)
- 手術室看護師の基本的な役割に関する知識を得ることはできましたか?
- 4.その他、ご意見やお気づきの点などがたらございましたら、ご自由にお書きください
- ・今回の講義を受け指導上手な看護師になりたいと思った
・会場が寒かった
・移動したばかりで日々の業務で精一杯であったが、基本的なこと役割が学べ有意義であった
・次年度も同じ講義を企画してほしい
・講義時間がちょうど良かった
・もう少し早目の休憩が欲しかった
・児施設での課題を見出すことができた
・認定看護師でも新人の時は同じ気持であったことが分かり嬉しかった
・認定看護師の器械出し外回りなどパーフェクトな業務が見たかった
・開催時期がもう少し早いと良かった
・新人看護師の私にとってとても学びの多い研修だった
・手術室看護にやりがいが持てるようになった
・教育を受ける立場だけでなく受けさせる側の研修もして欲しい
・スライドやガイドラインだけではなく実際の場面での話をもっと聞きたかった
・参考書など書籍の紹介、販売があると嬉しい
- ・今回の講義を受け指導上手な看護師になりたいと思った