宮城県会員研修会のご報告
開催日時 :平成31年1月26日(土) 10:00~16:00
会場 :仙台市中小企業活性化センター(AER) 5階 多目的ホール
参加者:64名
「手術室の災害時対応の実際を知り、各施設の災害対策について考える」を目的に、宮城県会員の研修会を開催いたしました。大雪の中、県外からも参加がありました。
今回は、下記のように、3人の先生方からご講演をいただきました。
また、5つの施設から、「災害対策への取り組みについて」、様々な視点から発表をしていただきました。実災害の現状と課題について知ると共に、各施設での災害対策への取り組みを知り、今後、自施設の災害対策の強化につなげていくことができるのではないでしょうか?今後も、東北地区学会では様々な研修会を企画していく予定です。ぜひ、たくさんの方の参加をお待ちしております。
- 「熊本地震の経験」
熊本大学医学部附属病院 手術室看護師長
田邉 菜穂子 先生 - 「北海道胆振東部地震の経験」
北海道大学病院 手術部ナースセンター看護師長
芳賀 真理子 先生 - 「3.11の経験から備える 手術室における被ばく患者対応の取り組み」
福島県立医科大学附属病院 手術看護認定看護師
貝沼 純 先生
宮城県会員研修会アンケート報告
アンケート回収:54名(84%)
- 1.年齢
- 2.看護師経験年数
- 3.手術室経験年数
- 4.手術室看護学会会員の有無
- 5.今回の講演は参考になったか
- 1)熊本地震を経験して
- 【理由】
・アクションカードが実際の場面では活用されていないのがわかったので日々の意識、訓練が必要だと思った
・動画が多くとても見やすくわかりやすかった
・手術に使用する水の量は把握してなかった
・自施設の現状と照らし合わせる事ができた
・地震発生後の経過や行動がとてもわかりやすかった
・BCPの作成中であったので参考になった
- 【理由】
- 2)北海道胆振東部地震 ブラックアウトの経験と教訓
- 【理由】
・記憶に新しい地震だったので詳しく聞くことができた
・自施設における建物の構造や設備への日常点検の重要性について考える内容だった
・記録や情報の共有、スタッフの心のケアなど参考になった
・管理者としての判断やスタッフへの配慮が参考になった
・自分の備えも大切と言うことを学べた
- 【理由】
- 3)3.11の経験から備える手術室における被爆患者対応の取り組み
- 【理由】
・知ることのない講義だったので貴重
・病院での取り組みがもう少し聞きたかった
・被爆患者への対応は経験がなかったため新しい知識になった
・病院の役割として違ってくるのと期待する内容ではなかった
・被爆患者への対応は経験がなかったため新しい知識になった
- 【理由】
- 1)熊本地震を経験して
- 6.各施設での取り組み発表について
- 【理由】
・各施設での取り組みについて知る機会となり、自施設でも取り入れたいと思った
・定期的なマニュアルの改正が必要だと思った
- 【理由】
- 7.その他・意見
- ・参考になる講義が多く良かった
・感染対策のため、マスクがあったのは良かったと思うが手指消毒剤もあった方がいいと思った
・1講演60分程度にして、それ以上は休憩を入れて欲しい
- ・参考になる講義が多く良かった