周術期管理に関する研修会のご報告
開催日時:平成31年3月2日(土) 10:00~15:00
会場:仙台市中小企業活性化センター(AER5階)
参加者:160名
3月2日仙台市中小企業活性化センター(AER5階)において、麻酔科の周術期管理の視点を知ることで周術期看護の実践力が向上する、という目的で「周術期に関する研修会」を開催しました。参加者は160名と、多くの方に参加いただきました。
講師は、独立行政法人 地域医療機能推進機構仙台病院 麻酔科医長 芹澤陽子先生をお招きし、全身麻酔時の標準的なモニタリングや、気道管理についてなど、先生の臨床経験をふまえながら具体的に説明をいただきました。
今回の研修テーマは周術期に関する研修会としましたが、参加年齢が30歳以上の方や、手術室看護経験年数4年以上の方が7割以上を占めていて、中堅者の方が特に興味を持ち参加されていました。アンケート結果でも、講義内容がとても分かり易く、指導に役立てることができた、麻酔科医からの貴重な講義であり参考になったため、麻酔関連の研修を今後も継続してほしい、などの意見が多く聞かれました。
今後も、東北地区学会では会員の皆様が興味のあるような研修会を企画していきますので、たくさんの方々の参加をお待ちしています。
宮城県会員研修会アンケート報告
アンケート回収:54名(84%)
- 1.年齢
- 2.看護師経験年数
- 3.手術室経験年数
- 4.講義内容について(モニタリングのツボ 麻酔科の視点から)
- 【理由】
・モニタリングの目的や意味など参考になった (31人)
・麻酔科医が重要としていることを根拠を基に学ぶことができた (14人)
・講師の話すススピードが速かった (13人)
・Aライン管理について参考になった (6人)
・知識の再確認となった (5人)
・カプノメーター管理について参考になった (5人)
・基本的なことを丁寧に教えてもらい分かり易かった (5人)
・内容が難しかった (3人)
・指導に役立つ内容であった (2人)
- 【理由】
- 5.講義内容について(挿管について)
- 【理由】
・挿管困難時の対応について学ぶことができた (16人)
・挿管介助のポイントについて学ぶことができた (10人)
・気道管理のアルゴリズムについて大変参考になった (9人)
・挿管困難時の医師の判断について参考になった (6人)
・根拠を基に説明されていて分かり易い講義だった (6人)
・麻酔科との術前の情報共有の重要性を学んだ (4人)
・今回の講義内容を日々の手術看護に役立てていきたいと感じた (3人)
・喉頭展開困難を起こしやすい状態など詳しく説明があり参考になった (2人)
・挿管時の看護師の介助にについてもう少し説明があると良かった (2人)
・挿管困難対応についてシミュレーションなど計画していきたい (2人)
・今回学んだことを指導に役立てていきたい (2人)
- 【理由】
- 7.その他自由意見
- ・挿管時の注意点について聞きたかった
・とても分かり易い講義だった
・新人指導に役立つ内容だった
・麻酔関連の研修を今後も計画してほしい
・講師の話すピードが速くメモが十分に取れなかったことが残念だった
・麻酔科の視点で、術前外来など看護師に期待することなどの話が聞けると良いと思った
・日本手術看護学会の研修はいつも参考になる内容でありがたい(会場や研修費、研修時間なども丁度良い)
・麻酔科医師からの貴重な講義であり、講義内容も分かり易くとても良かった
・今回のように臨床で役立つ研修を今後も計画して欲しい
・昼休憩時間1時間30分ありゆっくりできた
・術前外来など、他施設での取り組みなどの研修があると良いと思った
・PPのグラフや表が不明瞭のところがあり残念だった
・手術室経験年数が短い看護師には少し難しい内容だったと思う
- ・挿管時の注意点について聞きたかった